Gainerいろいろまとめ。その1

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gainerのいろいろのまとめ。
gainerの導入は前の投稿を参考に。
ここではgainerのブレッドボード上での配線と、max/mspのパッチをまとめとく。


1.ブレッドボード上でgainerを使う際の基本配線

gainerからの電源(+5vとGND)のピンをブレッドボード上の電源のラインへと繋げる。


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2.Max/Mspでのgainerのオブジェクトについて
下図は"gainer.io.c1"のhelpファイル。max/msp上でgainer.ioオブジェクトにスイッチやスライダーを接続することでgainerのデジタルアウト/イン(dout/din)やアナログアウト/イン(aout/ain)のピンに接続されたセンサーなどの値を読み出すことができる。
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ここでの説明では、上図と同じ"gainer.io.c1"というオブジェクトを使っていくが、末尾のc1はgainer自体のモード切り替えになっていて、"gainer.io.c8"までオブジェクトがある。
たとえば下図の"gainer.io.c6"だとすべてのピン(計16個)をデジタルアウトとして使用できる。

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3.LEDを点灯させる(digital out)
LEDを駆動するのに必要な定格電圧は2v〜3v程度なので、gainerの出力ピンからの5vの電圧を下げるため、間に200Ω程度の抵抗を通してやる。digital out(dout)の0chから出力。
抵抗は極性(電流の方向)はない。LEDは足の長い方が+5v側、短い方がGND。


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Max/Mspのパッチはこんな感じ。トグルボタンのon/offでをLEDもon/off。

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3-1.LEDの明るさを変える(analog out)
LEDを、gainerのanalog out(aout)のピンにつないで明るさをコントロールしてみる。
さっきgainerのdigital out のピンにつないでた線をanalog outの0chに接続。

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Max/Mspのパッチはこんな感じ。gainer.io.c1のアナログアウト、0chにスライダーかナンバーボックスをつないで0〜255の値を送る。
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このブログ記事について

このページは、hikoが2010年4月25日 22:36に書いたブログ記事です。

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